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グランプリに NHKを選出 「地方の時代」映像祭


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 全国各地の優れたドキュメンタリー映像作品を顕彰する「第43回『地方の時代』映像祭2023」の贈賞式が18日、大阪府吹田市の関西大で開かれ、グランプリにNHKの「立つ女たち 女性議員15%の国で」が選ばれた。地方政治への関心の低さが指摘される中で、仕事や育児をしながら政治に挑む難しさを浮かび上がらせた。
 他の主な賞は次の通り。
 (敬称略)
 【放送局部門優秀賞】中京テレビ放送「国民と国家 ある日戦争が始まったら」▽CBCテレビ「評価不能 新型コロナワクチンの光と影」▽テレビ新潟放送網「ドキュメント新潟 震える手 少年の転落 被害女性の孤独」
 【ケーブルテレビ部門優秀賞】長崎ケーブルメディア「戦地からの手紙 家族へ宛てた386通」▽日本ネットワークサービス「里山の宝石 オオムラサキとともに」▽秋田ケーブルテレビ「『物』の聲を聴け 65年、ただひたすら集めて」
 【市民・学生・自治体部門優秀賞】椙山女学園大・栃窪ゼミ「『ななみの家』の挑戦 満足死のための看護」▽中央大FLPジャーナリズムプログラム・松野良一ゼミ「南西諸島の空から ある特攻隊員の日記」▽上智大文学部・水島ゼミ「川の図書館 本が編む物語」
 【高校生(中学生)部門優秀賞】広島学院高「技能実習生はベトナムのお母さん」▽静岡大成高「84歳のビデオグラファー」▽松本深志高「自分ごと」▽宮城県仙台第三高「51年ぶりの生徒会長」