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9日、南風原文化センター 「アジアはひとつ」上映


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 1973年に制作されたドキュメンタリー映像「アジアはひとつ」(布川徹郎・井上修監督)が9日、南風原文化センターで上映される。69~72年、沖縄の日本復帰前後にNDU(日本ドキュメンタリストユニオン)は沖縄本島から島伝いに台湾に渡り、国境をまたいで建設現場や西表炭鉱で働く台湾人や韓国人労働者の姿、台湾原住民族の暮らしなどを捉えた。
 沖縄での上映に先立ち、10月には台湾宜蘭県南澳集落で上映会を行った。今回の上映会では、現地とオンラインでつなぎ、50年前と現在の沖縄と台湾の人々の暮らしと歴史、文化について意見を交わす。時間は午後2~5時。参加費は無料。連絡先は「復帰50年を考える会」事務局の久部良和子さん、電話090(4470)4291。(中村万里子)