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「八重岳を守る会」が勉強会 本部で9日 米軍駐留の可能性指摘


「八重岳を守る会」が勉強会 本部で9日 米軍駐留の可能性指摘 勉強会を開催する、八重岳を守る会の(左から)北山睦子さん、原田みき子さん、崎濱静子さん=4日、琉球新報北部支社
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 【北部】本部町の八重岳山頂に米軍駐留の可能性が高まっているとして、住民らでつくる「八重岳を守る会」は9日午後2時から、もとぶ文化交流センターで緊急学習会「『八重岳に米軍駐留か?!』~これから起こり得ること~」を開く。県統一連の中村司(まもる)代表幹事、本部島ぐるみ会議の日高達雄さんがパネリストとなり、問題について参加者と考える。
 八重岳を守る会は沖縄防衛局の2023年度発注予定業務に、八重岳通信所の「通信施設新設に係る測量調査一式」が盛り込まれていることなどを指摘。すでに測量などが始まっているとして、勉強会の開催を決めた。同会の原田みき子さんは「通信施設の新設について、町民にほとんど知られていない。多くの人に参加してもらい、危機感を共有したい」と呼びかけた。勉強会の参加は無料。
 (池田哲平)