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更生保護に尽力/個人や団体表彰/浦添で大会


更生保護に尽力/個人や団体表彰/浦添で大会 2023年度県更生保護大会で表彰状を受け取る被表彰者ら=5日、浦添市仲間のアイム・ユニバースてだこホール
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 犯罪や非行をした人の再犯防止と社会復帰を支援する県内の更生保護関係者が一堂に会する、2023年度県更生保護大会(主催・県保護司会連合会など)が5日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで開催された。功労者289人と15団体を表彰した=写真。
 式典では県保護司会連合会の兼次政福会長が「安全・安心な地域社会の実現に対する住民の期待は大きい。更生保護に携わる者として犯罪予防活動を今後も推進していきたい」とあいさつした。被表彰者を代表して中部南保護区保護司の岡田ひろ子さんは「なお一層の努力を重ね県の更生保護に尽力したい」と語った。
 大会冒頭では、第73回「社会を明るくする運動」県作文コンテストで最優秀賞(県知事賞)を受賞した石川琴遥さん(宜野湾市立大山小6年)と下地杏梨さん(宮古島市立城東中1年)による作品朗読と、同運動の県少年院在院生作文コンテストで那覇保護観察所長特別賞を受賞した作品の代理朗読もあった。
 (渡真利優人)