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公立夜間中学を「検討」 3市町村、県教委が調査


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 義務教育を終了しないまま中学生の年齢を超えた人たちが通える公立夜間中学校の設置について、県教育委員会が行った各自治体の設置検討状況を問う調査で、那覇市など3市町村が「現在検討中である」と回答した。6日の県議会代表質問で半嶺満教育長が説明した。仲宗根悟氏(おきなわ南風)、金城勉氏(公明)への答弁。
 義務教育課によると調査は9月に実施。各自治体に(1)現在設置できる状況(2)設置できない状況(3)検討中の3択で回答してもらった。3市町村は那覇市など検討委員会を設置している自治体をはじめ、温度差があるという。38市町村は現在設置できないと回答した。
 半嶺教育長は「検討中の市町村の取り組み状況を踏まえて、今後の対応を検討する」と述べた。
 夜間中学を巡っては、2020年に県教委から各市町村教委に対して公立夜間中学校の設置検討を依頼していた。 (高橋夏帆)