【恩納】県身体障害者福祉協会は9日、第56回県身体障害者福祉大会を恩納村の村ふれあい体験学習センターゆうなホールで開催した。4年ぶりに制限なしの大会となり、第63回県身体障害者福祉展の受賞者表彰も行われた。「広げようつなげよう 誰ひとり取り残さないインクルーシブな共生社会」を大会スローガンに、当事者や福祉関係職員ら約190人が参加した。
福祉展では絵画や工作、書道など6部門と特別賞の恩納賞で計35人が受賞し、式典で各部門の代表者に賞状が贈られた。身体障がい者福祉に功績のある個人や団体計20人の表彰もあった。砂川洋輝さんは「今後も障がい福祉の向上のため頑張りたい」と意気込んだ。
大会長を務める県身体障害者福祉協会の山城充正会長は「誰もが相互に人格を尊重し、分け隔てなく安心して暮らせる共生社会の実現に向け、SDGsの目標も認識しながら障がい者への理解をより一層促進できるように取り組む」とあいさつした。 (武井悠)
有料
障害者福祉展 受賞者を表彰 県協会、功労者も
![障害者福祉展 受賞者を表彰 県協会、功労者も](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2023/12/RS20231209G00402010100-scaled.jpg?resize=615%2C410&crop_strategy=smart)
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)