鹿児島県・奄美大島に生息する絶滅危惧種リュウキュウアユ=写真=の今年確認できた親魚の個体数が1万4681匹で、前年に比べ8500匹余り減ったことが分かった。調査に当たった鹿児島大の久米元准教授は「保全対策があって生き残っているのは事実。今後も注視していきたい」と話した。
奄美リュウキュウアユ保全研究会が9日、調査結果を発表。5月に遡上(そじょう)する個体数と、11月に生き残った親魚の個体数をそれぞれ調べた。遡上は2万4122匹で、昨年7月の調査より千匹以上少なかった。
有料
リュウキュウアユ8千匹減/奄美大島の絶滅危惧種
![リュウキュウアユ8千匹減/奄美大島の絶滅危惧種](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2023/12/RS20231211G00925010100.jpg?resize=615%2C410&crop_strategy=smart)
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)