県警(鎌谷陽之本部長=写真前列左端)と第11管区海上保安本部(島谷邦博本部長=同右端)は19日、利用者への水難事故防止の呼びかけに協力したとして、全日本空輸(ANA)沖縄支店(河野辺朋広支店長=同左から2人目)、日本航空(JAL)沖縄支店(佐々木政茂支店長=同中央)、日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長=同右から2人目)への感謝状贈呈式を県警本部で開いた。
コロナ禍が一段落し、観光需要の回復で水難事故増加への懸念から、県警と11管が合同で啓発活動への協力を3社に依頼した。航空会社が利用客に対して、水難事故の注意喚起をするのは全国でも初めて。
3社は夏季(7~10月)を中心に、機内アナウンスや機内誌でライフジャケットの着用を呼びかけるなどした。
今年の夏季の水難事故件数は昨年同期比で減少。県警や11管は航空会社の取り組みも減少につながった一因とみて、来年以降も協力を依頼する方針だ。
ANAの河野辺支店長は「海の安全安心に貢献できてうれしい。これからも続けたい」と語った。JTAの野口社長は「無事に楽しいまま帰ってもらうのが一番だ。今後もできる限り協力したい」と話した。 (大嶺雅俊)
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航空3社に感謝状 県警と海保、水難事故防止
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琉球新報朝刊
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