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損保ジャパンが不要品募る 困窮世帯に式服提供を


損保ジャパンが不要品募る 困窮世帯に式服提供を 「ハレの日応援プロジェクト」QRコード
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 来春の卒園・入学のシーズンを控え、損害保険ジャパン沖縄支店は、家庭で不要となった子ども用式服の寄付を募っている=写真。集めた品は来年2月に譲渡会を開き、困窮して式服の準備が難しい世帯などに提供することにしており、同支店は「多くの子どもたちが晴れの日を笑顔で迎えられるようにしたい」と述べ、県民の協力を呼び掛けている。
 損保ジャパンは、数回しか使わずにタンスに眠っている子ども向け式服を有効活用し、必要としながらも購入できない家庭に提供することを目的に「ハレの日応援プロジェクト」を立ち上げた。2022年から取り組みを始めている。
 22年は関係企業・団体を中心に呼び掛け、服や靴など約150点が集まった。譲渡会に参加したひとり親世帯などから取り組みを評価する声もあったという。今回は対象を県民に広げ、幅広く寄付を募る。
 募集の対象は卒園・入学式用の服(サイズ110~130センチ)、靴やネクタイ、サスペンダーなど小物類。傷や汚れがあるものは対象外。損保ジャパン沖縄支店法人支社(那覇市久茂地3の21の1の1階)に郵送か持ち込む必要がある。締め切りは24年1月25日。
 問い合わせは10_kmt22@sompo―japan.co.jp(損保ジャパン沖縄貢献チーム)、寄付の登録は次のQRコードから。(小波津智也)