特定の組織に属さず個人で働くフリーランスを支援するフリーランス協会(平田麻莉代表理事)が15、16日、県内のフリーランスを集めた交流会を開いた。
「紆余(うよ)曲折を肴(さかな)に、ゆるくアツく運営する語り場」を目指し「スナック曲がり角」と題したイベント。県内では初めての開催で、15日に宮古島市平良西里、16日に那覇市松山であった。
那覇の会には、美容師やウエブデザイナー、ライターなど約25人が参加。平田代表理事が4月に成立したフリーランスを保護する新法や、インボイス制度への対応などを解説した後、それぞれの課題を語り合った。
平田代表理事は「会社の研修がある会社員と違って、フリーランスは情報戦。知っているかいないかで違う」と話し、今後も定期的に交流会を開いていく予定だ。同協会では、フリーランスにメールマガジンなどで情報発信するとともに、フリーランスが働く環境を向上していくための実態調査への協力を呼びかけている。 (南彰)
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フリーランス協会が交流会 沖縄初、保護新法など解説
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琉球新報朝刊