沖縄受験ゼミナールの招きで来県した元サッカー日本代表の橋本英郎さんが20日、琉球新報社を訪れた。橋本さんは16日に引退試合を終えたばかり。人生100年と言われる時代、複数の職種を経験するのは当たり前との認識を示し、現役のうちに次の目標を立て、時間管理する必要性を語った。
橋本さんは大学に進学し、学業と選手を両立。現役時代はガンバ大阪、ヴィッセル神戸などでプレーした。現在は実業家、大学でサッカー指導にも携わる。「中高校生時代にしんどい経験をしたが、踏ん張ったからプロになってもさまざまな出来事を乗り越えやすくなった」と語った。
橋本さんは同日、普天間高校や同ゼミナール沖縄本校で生徒らを対象に講話した。 (高江洲洋子)