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2050年の沖縄、「65歳以上」は今の1.41倍 全国最多の伸び 急速に高齢化


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2050年の沖縄、「65歳以上」は今の1.41倍 全国最多の伸び 急速に高齢化 イメージ写真
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 沖縄県内の65歳以上人口は2020年の約33万1千人から50年には約46万8千人に増えると推計され、全国最多の1.41倍増だった。

 沖縄県は総人口の減少幅は低いものの、他県に比べて急速に高齢化が進むとみられる。15~64歳人口は20年の約89万2千人から、50年には0.82倍の約73万2千人まで減る見込みだ。

 65歳以上人口を20年と50年で比べると、増加率が大きいのは中城村1.84倍、与那原町の1.63倍、八重瀬町や豊見城市の1.61倍、宜野湾市1.56倍など。75歳以上人口でみると沖縄市や豊見城市、中城村、西原町、与那原町、八重瀬町では2倍以上に増えると推計されている。

 市町村別の総人口では20年と50年で推計減少幅が大きいのは伊平屋村の0.57倍で続いて久米島町0.62倍、渡名喜村0.63倍など離島地域が目立っている。

(嘉陽拓也)