平和について考えた作品など、那覇市内の小中学校の生徒が制作した壁新聞191点を一堂に展示する「那覇秀作展」(対馬丸記念会主催、琉球新報社特別協力)が22日、那覇市若狭の対馬丸記念館1階企画展示室で始まった=写真。第18回琉球新報学校新聞コンクール、第25回県中学校社会科新聞コンクールで金賞を受賞した作品や「対馬丸平和賞」を受賞した作品が掲示されている。来年1月21日まで。見学無料(常設展示室は見学料が必要)。
例年は作文や絵画が中心で、壁新聞の展示は初めて。沖縄戦や基地問題、首里城の歴史や環境問題など幅広いテーマについて子どもたちが調べ、書いた大作が並ぶ。
対馬丸記念館学芸員の堀切香鈴さんは「子どもならではの視点や洞察力、考える力が読み取れる。ぜひ多くの人に見て知ってほしい」と来場を呼びかけた。問い合わせは同記念館、電話098(941)3515。 (中村万里子)
有料
対馬丸記念館、来月21日まで 平和考える壁新聞展開催
![対馬丸記念館、来月21日まで 平和考える壁新聞展開催](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2023/12/RS20231222G00578010100-scaled.jpg?resize=615%2C410&crop_strategy=smart)
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)