【東京】沖縄の地酒・泡盛の今を知る「琉球泡盛 酒蔵紀行」(楽園計画発行)を飲食店プロデュースなどを手掛ける田﨑聡さんが著した。県内離島を含む全47酒蔵を訪ねて取材するとともに今後の課題など、安閑としていられない泡盛を取り巻く激変の現場、県内での新たな挑戦も伝える。読んだら泡盛を丸分かりできる一冊だ。
10月に発行された同書は128ページで、県酒造組合の協力を得て取材を敢行した。カラー写真を多用して酒蔵の様子を伝える。
田﨑さんは「40度超えのお酒って日本では泡盛ぐらいしかない」と泡盛の特性を説明する。
実は国内の少子高齢化も泡盛市場の衰退に影響を与えている。「若者の酒離れも加速し泡盛は知っているけど、クース(古酒)になることを知らない」と言う。
同書は県内書店で発売中だ。 (斎藤学)
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読めば泡盛丸わかり 田﨑さん 著書で県内酒蔵紹介
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琉球新報朝刊
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