【埼玉】県出身の画家比嘉美津子さんと北海道出身のレース編み作家の小沼美津子さんによる合同展「比嘉美津子油彩展&小沼美津子レース編みと花のアレンジ展」が12月8~18日の期間、埼玉県北足立郡伊奈町のイノセントアートギャラリー「寧」であった。
2人は上京し埼玉で出会って意気投合した。同い年で、そろって同じ名前のダブル美津子展は今回で2回目となった。白い糸だけでなく赤と緑のクリスマスカラー、水色や黄色のパステルで編まれた華やかな小沼さんのレース編みと、比嘉さんの描いた埼玉の豊かな自然の絵画が並んだ。
比嘉さんは乳がんの手術後、創作活動に専念。県内の学校などに絵画を寄贈し続ける。
展示会の初日は沖縄民謡ライブがあり、三線サークル「三線の花」の演奏に合わせて比嘉さんが沖縄民謡を歌う場面もあった。
小沼さんは沖縄でレース編み展を開催するのが夢という。比嘉さんは「静かに暮らし自然も人もすべてが美しいと感じる。いくらでも絵が描ける。すてきな仲間もいる。人生が楽しくて仕方ない」と感慨深く語った。 (山川夏子通信員)
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県出身比嘉さん ダブル美津子展 北海道の小沼さんと
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琉球新報朝刊
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