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代執行巡り、無効票減らす会 最高裁に「大法廷審理を」


代執行巡り、無効票減らす会 最高裁に「大法廷審理を」 県が上告した辺野古代執行訴訟について、最高裁に対し大法廷で審理することなどを求める「国民審査における無効票を減らす会」の志茂守信代表=12月25日、県庁記者クラブ
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 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設問題を巡る代執行訴訟について、「国民審査における無効票を減らす会」の志茂守信代表=写真=が25日、那覇市の県庁記者クラブで会見し、最高裁に対して大法廷で審理を行うことや実質的な審理をすることを求めた。
 同訴訟では、12月27日に県が最高裁に上告した。志茂代表は、今回と同様に国と沖縄県が対峙(たいじ)した1996年の代理署名訴訟では、最高裁は大法廷で審理したとして「今回の訴訟も、大法廷で審理する必要のある重要な裁判だ。県民に誠意を示してほしい」と求めた。 (沖田有吾)