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クリスマス会でムーチー楽しむ/愛知琉球エイサー太鼓連


クリスマス会でムーチー楽しむ/愛知琉球エイサー太鼓連 子どもたちにムーチーの作り方を指導する仲宗根昇さん(左)=12月24日、愛知県豊田市の若園交流館
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 【愛知】愛知県で活動する愛知琉球エイサー太鼓連は12月24日、豊田市の若園交流館でクリスマスムーチー会を行った。同太鼓連は愛知でエイサーを中心に沖縄文化を広める活動をしている。地域の祭りへの参加や施設訪問などに取り組む。昨年は沖縄市の全島エイサー祭りにも参加した。
 ムーチーづくりは会の創設者である仲宗根昇さん(58)=沖縄市登川出身=が、食を通して沖縄の文化にも興味を持ってほしいと企画し、今年で3回目になる。
 紅芋、フーチバー、黒糖、ターンム、白の5色の餅を1枚の月桃の葉に包んで蒸した。月桃は仲宗根さんや会のメンバーの畑で育てている。
 仲宗根さんは「クリスマス会ではあるが、子どもたちがムーチーの香りを感じて、楽しかったことを思い出してくれたらいいなと思う」と語った。
 はじめてムーチーづくりをした木下秀介さん(6)は「100が2千倍あるくらい楽しかった」、妹の知奈ちゃん(4)は「食べたらめっちゃおいしかった! 作るのも全部楽しかった」と目を輝かせて話した。他にチンビン、クッキーづくりもして、ゲームなどで楽しんだ。
 (古堅初子通信員)