那覇市社会福祉協議会は12月21、22の両日、子どもたちに「楽しいクリスマス」を過ごしてもらえるよう、クリスマスケーキ贈呈事業を実施した。今回で10回目。本年度はケーキ材料の原材料高騰化に伴い、支援の個数が減ることが予想されていたものの、製造販売店13店、企業1社、個人2人から支援が得られ、前年度より35個増えて合計160個(昨年125個)が贈られた。
長引くコロナ禍の影響で収入が減少して生活が厳しい世帯、ひとり親になった世帯、祖父母に育てられている世帯、障がい者世帯、ヤングケアラー世帯など、さまざまな事情を抱える世帯へのクリスマスケーキのプレゼントとなり、那覇市民生委員児童委員、寄り添い支援員、那覇市社協職員など関係機関を通して届けられた。
ケーキを受け取った世帯からは「クリスマスケーキすら買えなくて悩んでいたので、感謝しています」「物価が高騰している中でのプレゼントは本当にうれしいです」と感謝の声が聞かれた。
寄贈者▽(洋菓子店)いまいパン、デザートラボショコラ、ピッコロモンド石嶺店、Caféわきみず、オークレープ、ル・パティシエ・ジョーギ、ハッピー洋菓子店、トーエ洋菓子店、みやぎ菓子店、フォーモストブルーシール、ジミー、白バラ洋菓子店、ミルキー(順不同)▽(個人)新里美香氏、平良浩則氏(順不同)
有料
子どもたちにケーキ160個/那覇、菓子店などが贈る
![子どもたちにケーキ160個/那覇、菓子店などが贈る](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/01/RS20240105G00486010100.jpg)
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)