自然と共存した持続可能な生き方や社会を実践するにはどうしたらいいのか。那覇市のブックカフェゆかるひが、「パーマカルチャー」の実践者を招いたイベント「タネから始まる未来のつどい」を13日に名護、14日に那覇で開く。
「パーマカルチャー」とは、パーマネント(永久の)、アグリカルチャー(農業)、カルチャー(文化)を組み合わせた造語。イベントでは、日米両国でパーマカルチャーを実践している人たちの姿を収めたドキュメンタリー映画「TERRA ぼくらと地球のくらし方」を上映。長野県池田町から臼井健二さんが参加し、講演を行う。
臼井さんは、北アルプスを望む安曇平で宿代や食事代がドネーション(寄進)制のゲストハウスを運営し、「パーマカルチャーの聖地」として映画にも出てくる実践者だ。
ゆかるひオーナーの屋嘉道子さんは「シェアし合い、自然と共存した生活は夢ではなく、実践している人がいる。とくに若い人たちに参加してもらい、希望的なイメージを共有できれば」と話している。
13日は名護市大中の名護博物館古民家で午後1時半から、14日は那覇市久茂地のゆかるひで午後3時から。要予約で参加費は大人1500円、大学・高校・中学生500円、小学生以下無料。問い合わせ、申し込みは、電話090(5265)1929(橋本)。 (南彰)
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13日名護、14日那覇で 自然共存の生活 実践者と考える
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琉球新報朝刊