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海外へ、期待と充実感と/新旧協力隊員、副知事表敬


海外へ、期待と充実感と/新旧協力隊員、副知事表敬 照屋義実副知事(左から5人目)を表敬するJICA青年海外協力隊の出発隊員と帰国隊員ら=16日、那覇市泉崎の県庁
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊としてボランティア活動に出発する5人と、帰国した1人が16日、那覇市の県庁に照屋義実副知事を訪ね、派遣の意気込みと活動の報告をした。
 県内のリゾートホテルで勤務経験があり、東ティモールの職業訓練学校に派遣される前原信輝さんは「沖縄に共通した観光産業の発展に貢献していきたい」と意気込みを語った。
 マダガスカルにあるNGOの学校に2年間派遣されていた米須理恵さんは「沖縄代表としてエイサーや三線の体験教育もした。貴重な経験ができ、やりきった」と充実した表情で語った。
 照屋副知事は「異国の地での活動は大きな財産になると思う。健康に留意して現地の方々と懇親を深めてほしい」と激励した。
 その他の出発予定の隊員は次の通り。 (敬称略)
 【青年海外協力隊】川満日向子(エクアドル、環境教育)▽中島亜紀(モロッコ、料理)【日系社会青年海外協力隊】謝花聡恵(ブラジル、学芸員)▽徳里尚美(ドミニカ共和国、作業療法士)
 (渡真利優人)