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「ぴゅあ」に文科大臣賞 住友生命の「子育てプロジェクト」 名護で困窮世帯学習支援


「ぴゅあ」に文科大臣賞 住友生命の「子育てプロジェクト」 名護で困窮世帯学習支援 スミセイ未来大賞を住友生命の高田幸徳社長(左)から受け取る嘉納英明さん=5日、東京都中央区(提供)
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 【東京】第17回「未来を強くする子育てプロジェクト」の表彰式が5日、中央区の野村コンファレンスプラザ日本橋であり、県内からは名護市学習支援教室ぴゅあにスミセイ未来大賞・文部科学大臣賞が贈られた。名桜大学の学生ボランティアが名護市と連携して生活困窮世帯の中学生へ学習支援する活動が評価された。

 同プロジェクトは、地域の子育てや女性研究者への支援を目的に住友生命保険相互会社が2007年から実施している。今年は全国から選ばれた計22組の団体・個人が参加して表彰式があった。

 表彰式では、ぴゅあの顧問を務める嘉納英明さんが住友生命の高田幸徳社長から表彰状などを受け取った。

 嘉納さんは、地道な活動を続けて11年目を迎えた軌跡を踏まえ「大学の教室のほか、市内二つの中学校にも出向き、アウトリーチ的な活動を進めている。ニーズに応じた地域貢献活動を今後も進めていきたい」と受賞の喜びを語った。