理容師が日ごろ磨いた技術を競う「第58回県理容競技大会」(主催・県理容生活衛生同業組合)が24日、那覇市の県総合福祉センターで開かれた。専門学校の生徒や現役の理容師ら32人が出場し、真剣な表情でカットやセットの技術を競った。
大会は、全国大会派遣種目3部門など7部門があった。カットやセットがそれぞれの部門の規定に沿っているかや、髪型のバランスなどが評価基準になる。第1部門は木村睦さん、第2部門は山城嵩彰さん(22)、第3部門は宇良太希さん(31)が、愛媛県で10月に開催される全国大会出場が決まった。
初めて全国大会に出る山城さんは「約50人が出場するので、8位以内に入りたい」と意気込んだ。9年連続で全国大会出場の宇良さんは昨年の大会ではカットで課題を残し、成績が振るわなかったといい「前回大会が終わってすぐから練習に励んできた。優勝を目指したい」と力強く語った。
(狩俣悠喜)