インフル増加 注意報レベル 八重山、那覇で


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 県内でインフルエンザがじわじわと流行しつつある。8月28日から9月3日に定点医療機関から報告があったインフル患者数は508人で、定点医療機関当たり9・41人(前週比4・00人増)と注意報発令基準の10人に迫っている。
 保健所別の定点当たり人数は八重山が15・33人、那覇市が11・08人とすでに注意報レベルに達した。他にも中部9・31人、南部8・21人、宮古7・75人、北部6・80人といずれも前週より増加しているため、県は手洗いなどの感染対策を呼び掛けている。県によると5~9歳を中心に10代以下で前週を上回っているため、夏休み明けの学校再開により感染が広がっているとみられる。