受刑者暴行13人起訴猶予


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 名古屋地検は8日、名古屋刑務所に収容中の受刑者に暴行したなどとして、特別公務員暴行陵虐容疑などで書類送検されていた20~30代の元刑務官ら13人全員を起訴猶予処分とした。山中一弘次席検事は処分理由について「証拠と法に基づき、犯罪の軽重、情状、犯罪後の状況などといった諸般の事情を考慮した」と説明した。
 法務省は今年4月、刑務官や上司ら33人を懲戒処分や厳重注意などにした。地検は処分を受けたことも起訴猶予とした理由に挙げた。