技術人材育成　さらに　沖縄高専が２０周年式典

　【名護】沖縄工業高等専門学校（沖縄高専、佐藤貴哉校長）の創立２０周年記念式典が１６日、名護市民会館大ホールで開かれた。オンラインも含め、学生や教職員、関係者ら約８００人が参加した。
　佐藤校長は式辞で今年新設した「観光・地域共生デザインコース」に触れ、観光産業などで「データサイエンスやデジタル技術を駆使し、新しい付加価値を創造できる技術者やイノベーターを養成したい」と語った。国の産業や地域社会を担う技術人材の育成、産業界の振興発展に一層貢献していくと述べた。
　式典に先立ち記念植樹もあった。
　記念講演会には国立高等専門学校機構の谷口功理事長のほか、「航空技術者プログラム」の開設に関わった、日本トランスオーシャン航空、ＭＲＯ　Ｊａｐａｎの２社から代表者がそれぞれ登壇した。
　（武井悠）