18日午後0時半ごろ、西表島南西の海域にいたダイビング船の船長から「男性客2人が行方不明となった」と118番通報があった。同2時半ごろ、行方不明者のうち1人が、西表島南西にある中御神島東の沖合で意識不明の状態で発見され、石垣市内の港に搬送されたが、同5時5分、死亡が確認された。石垣海上保安部は残る1人の行方を捜索しながら、事故の詳しい原因を調べている。
石垣海保によると、男性らは潮の流れに乗って海中を移動する「ドリフトダイビング」をしていた。午前11時半ごろに海中から浮上する予定だったが、行方不明となったという。当時、中御神島付近の海域の天候や視程は良好だったという。
ドリフトダイビングを巡っては今年6月、糸満漁港の沖合で男女7人が漂流する事故が起こっている。
関連する記事
ルカン礁でドリフトダイビング中に一時漂流 糸満市西方沖 7人全員を無事救助
第11管区海上保安本部のヘリコプターによって発見されたダイバー=19日午後2時前、糸満市西方沖(第11管区海上保安本部提供) 19日午前11時50分ごろ、糸満 …