やんばる地域で栽培されているシークヮーサーが収穫時期を迎えている。一大産地の大宜味村では20日、朝早くから作業に汗を流す農家の姿が見られた。
大宜見村根路銘でミカン農家を営む照屋正和さん(77)は、約9900平方メートル(3千坪)の畑に加工用シークヮーサーなどを栽培している。
台風6号の影響で被害もあったが、今期は実の付き具合が良好だったことなどから、例年通りの約30トンの収穫を見込んでいる。
照屋さんは「香りが良い大宜味産シークヮーサーを召し上がってほしい」と笑顔で話した。
(大城直也、写真も)