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コロナ感染 2960人 5週ぶりに減少


コロナ感染 2960人 5週ぶりに減少
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県は21日、11~17日に県内の定点医療機関から報告のあった新型コロナウイルス患者は630人(前週比32人減)で、定点当たり11・67人だったと発表した。5週ぶりに減少し、1週間の患者総数(推計値)は2960人だった。
 平良勝也ワクチン・検査推進課長は「前週を下回ったが、3週連続で定点当たり10人を超えており、季節性インフルエンザでは注意報レベルが続く。発熱時は外出を控えてほしい」と述べ、感染対策の継続を呼びかけた。
 17日時点の入院患者は316人(重症者8人)。重点医療機関が確保するコロナ専用病床593床の入院患者は166人。県全体の病床使用率は28・0%となっており、圏域別では本島29・6%、宮古16・2%、八重山16・7%だった。
 年代別定点当たり患者数は10代が1・78人と最多で、10歳未満が1・74人と子ども世代が多く、続いて80歳以上が1・52人、60代が1・20人などだった。 
  (嘉陽拓也)