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外国人人材の可能性は OSP第2回カンファレンス


外国人人材の可能性は OSP第2回カンファレンス
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を推進する企業・団体のネットワーク、OKINAWA SDGsプロジェクト(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)の第2回カンファレンスが22日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。「外国人人材の雇用を通して『多様性と共創』を考える」をテーマに、講演やワークショップが行われた。(30日付に詳報掲載)
 基調講演では、NPO法人WELgee代表理事の渡部カンコロンゴ清花さんが「難民」の枠を越えた多様な外国人材としての可能性について事例を共有した。
 渡部さんは、難民認定を待っている若者らが、認定に頼らずに日本で生活できるよう、企業につなぐ活動を展開。これまで22人が採用された。
 パネルディスカッションでは、琉球大学の山元淑乃准教授とドリームコネクト社の宮城俊彦社長らが登壇し、外国人材を通した多様性理解について議論を深めた。
 (慶田城七瀬)