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「首謀者摘発を」 警察庁長官訓示 全国会議、闇バイト巡り


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 警察庁は26日、東京都内で全国警察の捜査課長を集めた会議を開いた。露木康浩長官は、交流サイト(SNS)の「闇バイト」募集に応じた実行犯による強盗や特殊詐欺が治安上の大きな脅威となっていると指摘。「重要なことは首謀者を摘発することだ」とし、取り締まりを進めるよう訓示した。
広域強盗では、「ルフィ」と名乗りフィリピンから犯行を指示したとされる男らが逮捕された。露木氏は国外に潜伏する指示役らを摘発するため、警察庁を通じ外国捜査機関との連携を積極的に推進するよう求めた。
 警察庁によると、来春には47都道府県警から集められた捜査員が首都圏で集中的に活動する専門部隊が発足する。