那覇でインフルエンザ警報 8カ月ぶり 患者の過半数は中学生以下


那覇でインフルエンザ警報 8カ月ぶり 患者の過半数は中学生以下 那覇市保健所
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 那覇市は26日、インフルエンザ警報を発表した。18~24日の1週間で市内の定点医療機関からの患者報告数が定点当たり31・25人となり、警報発表基準値の30人を超えた。インフルエンザ警報は1月以来、8カ月ぶり。市は5日に注意報を発表したばかりで、患者数は高止まりしている。

 直近3カ月の那覇市内の患者の内訳を見ると、中学生以下(14歳以下)が57%と過半数を占めている。流行状況は市内の8医療機関(内科、小児科合わせて12定点)で調査している。

 那覇市は手洗いや予防接種などの対策を取り、症状があればまずかかりつけ医に相談、受診するよう呼び掛けている。

 (吉田健一)