有料

高橋被告初出廷、回答拒否


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件の受託収賄罪で起訴されている大会組織委員会元理事の高橋治之被告(79)が27日、一連の公判で初めて証人として東京地裁に出廷し「一切の証言を拒否する」と述べてほぼ実質的な回答をしなかった。高橋被告が出廷したのは、贈賄罪に問われた広告会社「大広」元執行役員で顧問の谷口義一被告(58)の公判。証言拒否の理由を「谷口さんの件以外にも刑事訴追があります。何らかの影響を与えるかもしれないのでお答えできません」と説明した。