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石川発電所沖、広島県船籍の貨物船が座礁 けが、油の流出なく 沖縄・うるま


石川発電所沖、広島県船籍の貨物船が座礁 けが、油の流出なく 沖縄・うるま イメージ
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 1日午後6時20分ごろ、うるま市の石川火力発電所から南に約300メートル沖の海域で、広島県船籍の貨物船「優成」(749トン)が座礁した。船は同7時40分ごろ、現場付近を航行していた作業船に引き出されて離礁し、経由予定だった金武火力発電所沖で停泊した。浸水や油の流出はなく、乗組員8人にけがはない。

 中城海上保安部によると、1日午後7時45分ごろ、石川漁港で釣りをしていた人から「近くに動かない船がある」と118番通報があった。船は石川火力発電所付近の物揚場(ものあげば)で貨物を乗せて1日午後6時ごろに出航し、約20分後に浅瀬に乗り上げて座礁したとみられる。中城海保は乗り上げの原因など詳しく調べている。