半嶺満県教育長は3日、県議会の代表質問で、教員免許を持っていながら教職に就いていない人などを対象に開いたセミナーや講習会の参加者から、9月までに臨時的任用教員(臨任)として84人を新たに配置したと説明した。
末松文信氏(沖縄・自民)への答弁で、教員確保の取り組みと効果を問われて答えた。
県教育委員会学校人事課によると、教員不足解消を目的に今年2月から始めたペーパーティーチャーセミナー計4回と、9月に臨任教員スタート支援講習会を計2回実施した取り組みが、今回の臨任の掘り起こしにつながったという。
半嶺教育長は「全庁体制で教員確保に取り組む」と述べた。
(高橋夏帆)