「日米共同訓練の中止を」 石垣、14日に市民集会


「日米共同訓練の中止を」 石垣、14日に市民集会 日米共同訓練実施とオスプレイ飛来の中止を求める声明を発表する上原秀政実行委員長(前列手前から3人目)ら=6日、石垣市
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 【石垣】米軍・オスプレイ来るな!!石垣市民大集会実行委員会(上原秀政実行委員長)は6日、市内で会見を開き、10月14~31日に石垣市などで実施される日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン23」の中止を求める声明を発表した。訓練の一環で陸自のオスプレイが新石垣空港に飛来することに対しても「断固反対」と訴えた。14日に市内の真栄里公園で「石垣市民大集会」を開くと発表し、多くの市民の参加を呼びかけた。

 実行委員会は市内の三つの市民団体が中心となり「島を戦場にさせない」との思いで一致団結し、発足した。声明で、墜落事故や緊急着陸を繰り返しているオスプレイが「住民の上空を飛行し、民間空港である新石垣空港を使用することは絶対に認められない」とした。その上で「日米共同訓練は近隣諸国および国際的緊張を高めるものだ」と批判した。

 上原会長は「東アジア、南西諸島を平和の地域にしていきたい」と強調した。
 市民大集会は14日午後1時半から。雨天時は大川公民館で開催する。 (照屋大哲)