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首里城の管理体制を見直しへ 検討委員が会合 今年度中に方向性 沖縄・那覇


首里城の管理体制を見直しへ 検討委員が会合 今年度中に方向性 沖縄・那覇 焼失前の首里城正殿(資料写真)
この記事を書いた人 Avatar photo 與那原 采󠄀恵

 沖縄県は首里城の指定管理体制の在り方などを検討する「首里城公園管理体制構築検討委員会」(委員長・蓑茂(みのも)寿太郎東京農業大学名誉教授)の2023年度初会合を11日に那覇市内で開いた。管理運営の仕組みの見直しなどが議論された。

 首里城公園は現在、沖縄美ら島財団が指定管理者として管理・運営をしているが、正殿完成後の26年度以降は新たな管理体制を検討するとした。23年度中に管理運営手法に関する枠組みの方向性を決定する予定だ。会合は非公開で行われた。終了後の会見で蓑茂委員長は、指定管理体制について新しい仕組みを育む姿勢が大事だとし「指定管理のどこに課題があるかなどの議論がこれからより重要になってくる」と述べた。

 (與那原采恵)