優雅な舞、観客魅了 石垣フラフェス400人出演


優雅な舞、観客魅了 石垣フラフェス400人出演 BEGINの「オジー自慢のオリオンビール」に振りをつけた創作フラ=14日、石垣市の新栄公園(八重山毎日新聞提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 「石垣島フラフェスティバル2023」(主催・同実行委員会、共催・石垣市、琉球新報社など)が14日、石垣市の新栄公園で開かれ、県外28、県内7の計35団体(約400人)が出演した。晴れ渡った空の下、各チームがあでやかな衣装で優雅な舞を披露し、観客を魅了した。

 同フェスは石垣市と米国ハワイ州カウアイ郡の姉妹都市議決55周年を記念して2018年から催され、5回目を迎えた。単日開催としては過去最多の出演団体数となった。マウイ島の山火事災害への支援金も募った。

 大阪府泉佐野市から11人で初参加した「フラ ナ レイアロハ」代表の後藤京子さんは「ハワイを思わせる風の下、楽しく踊れた。フラを学ぶ娘がハワイ留学しているのでマウイ島復興への思いも込めた。石垣を満喫し来年も参加したい」と語った。チームは石垣島と西表島での星空観察を予定している。

 実行委員長の中山義隆石垣市長は「石垣の魅力を感じてもらえるフラフェスが年々定着し、手応えを感じている」と語った。

 (松元剛)