「日米合同訓練やめろ」「平和な島取り戻す」 中部の市民団体 公道使用に抗議 沖縄・ホワイトビーチゲート前


「日米合同訓練やめろ」「平和な島取り戻す」 中部の市民団体 公道使用に抗議 沖縄・ホワイトビーチゲート前 のぼり旗やプラカードを持ち「日米合同訓練やめろ」と声を上げる市民ら=17日、うるま市のホワイトビーチゲート前
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 【中部】本島中部の市民団体らは17日、うるま市のホワイトビーチゲート前で日米合同訓練に対する抗議阻止運動を開いた。合同訓練の公道使用を阻止することが目的。「戦争の準備はさせない」と抗議の声を上げた。早朝から約50人の市民が集まった。自衛隊の弾薬庫等建設に反対する沖縄市民の会の仲村未央共同代表は公道使用について「日常を軍事利用する動きが拡大している。戦場にさせないため声を上げて立ち向かおう」と呼びかけた。ミサイル配備から命を守るうるま市民の会の照屋寛之共同代表は「県民の声を聞かず、台湾有事の名の下に軍事訓練する日米両政府のやり方を許すわけにはいかない」と声を上げた。


 「日米合同訓練やめろ」「平和な島を取り戻すぞ」とシュプレヒコールを上げ、頑張ろう三唱で締めくくった。「日米合同軍事訓練ダメ!」と書かれたのぼり旗を持って参加した安福奈津子さん(43)=うるま市=は「軍事訓練の公道使用が当たり前になり、慣らされていくのが怖い。行動しないと変わらない」と思いを話した。(金盛文香)