那覇市役所の地下駐車場で泡消火剤が流出 PFAS確認されず、公表は発生から6日後 沖縄


那覇市役所の地下駐車場で泡消火剤が流出 PFAS確認されず、公表は発生から6日後 沖縄 泡消火剤が流出した那覇市役所地下駐車場=19日(那覇市提供)
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 那覇市は25日、本庁舎地下1階駐車場で泡消火剤約2.3キロが流出する事故があったと発表した。事故があったのは今月19日で、市によると、外部への流出や人体への付着はない。また、消火剤には発がん性などが指摘される有機フッ素化合物(PFAS)は入っていない。市によると、19日午後2時半ごろ、駐車場利用者が車の後部座席のドアを開閉する際に誤って泡消火剤の手動起動装置のレバーに接触し、消火剤が漏れ出た。消火剤は市職員と駐車場を管理する事業者で回収し、保管されている。市は事故から6日たっての公表について、「消火剤にPFASが含まれるかなど確認に時間を要したため」としている。

 (吉田健一)