沖縄空手道古武道功労賞、5氏の功績たたえる 空手会館で贈呈式


沖縄空手道古武道功労賞、5氏の功績たたえる 空手会館で贈呈式
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 第7回沖縄空手道古武道功労賞(琉球新報社主催)の贈呈式・祝賀会が6日、豊見城市の沖縄空手会館で開かれた。沖縄空手・古武道の継承発展に貢献した5氏に琉球新報社の普久原均社長から表彰状が贈られた。

 受賞したのは、上地流沖縄空手道協会浦添道場主の安里信秀氏(79)=範士十段、沖縄小林流拳士会総本部会長の嘉数嘉昌氏(79)=小林流範士十段、上地流空手道協会副会長の島袋春吉氏(68)=上地流教士八段、上地流空手道拳優会会長の新城清秀氏(72)=上地流範士十段、沖縄空手道剛柔流会会長の平良貞行氏(70)=全沖縄空手道連盟公認教士八段。

 式辞で普久原社長は「受賞者の皆さんは、空手道・古武道の発展に多大な功績を残している。今後のますますのご活躍を祈念したい」とあいさつ。来賓の玉城デニー知事は「これまで厳しい鍛錬を積み重ね、次世代を担う後継者を育成し、国内外のネットワークを構築するなど、その功績に対し心から敬意を表する」と受賞者の栄誉をたたえた。

(小波津智也)