【宜野湾】宜野湾市は17日、市長部局の係長の50代男性職員が2022度予算の繰り越し手続きを適正に行わず、上司への相談報告も怠り、本来歳入として受けるべき年度・科目で補助金を受けられなかったとして、同日付で男性職員を戒告の懲戒処分にしたと市ホームページで発表した。
市によると補助金は用地買収に係る約4千万円で、23年度に全額受けることができた。しかし「地方自治法で定める会計年度およびその独立の原則に反するもの」として職員を処分した。
市は同日、上下水道局の主任主事の30代男性職員が妻の免許証を用い銀行口座開設を試み、詐欺容疑で逮捕されたとして、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は16日付。
(石井恵理菜)