有料

柿沢議員を聴取 特捜部、買収容疑否認


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で、東京地検特捜部が16日、前法務副大臣の柿沢未途衆院議員(52)=自民党を離党=を任意で事情聴取したことが関係者への取材で分かった。買収容疑を否認したという。特捜部は柿沢氏が支援した木村弥生前区長(58)=辞職=が当選した4月の区長選前、自民系区議らに配った現金に票の取りまとめを依頼する趣旨が含まれていたとみている。聴取の内容を踏まえ、立件の可否を判断する。
 柿沢氏は後援会向けの11月30日付の文書で、区長選と同日程で実施された区議選の陣中見舞いだと説明。「領収書もいただいており、買収の意図はなかったことは明らか」としている。