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元医師、懲役2年6月 ALS患者嘱託殺人


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 京都市で2019年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者からの依頼に応じ殺害したとして、嘱託殺人罪などに問われた元医師山本直樹被告(46)に京都地裁は19日、懲役2年6月(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。川上宏裁判長は医師大久保愉一被告(45)=同罪などで起訴=が主導・立案し、山本被告は従属的立場だったと認定。「安楽死の対価を得てビジネスとして犯行に及んだ。医師の立場にありながら殺害し、強い非難に値する」と述べた。