名護市辺野古の新基地建設を巡り、地盤改良工事の設計変更申請の承認を代執行する国土交通相の通知書が27日午前、那覇市の県庁に届いた。当初、同日午後に文書が届くと予想されたが早い到着となった。
通知書は午前11時ごろ、郵便配達員によって県庁1階の文書収発室に届けられた。その後、担当課の海岸防災課職員に渡った。文書はA4用紙1枚で「28日午前9時半から正午に国交省において承認文書を沖縄防衛局に交付します」などと記載されているという。
同課の担当者は「(到着は)早いと感じたが、送付は前もって知っている。混乱もなく、庁舎内はいつもと変わらない雰囲気だった」と語った。
(與那原采恵、渡真利優人)
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代執行通知 県に届く
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琉球新報朝刊