東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で、衆院議員柿沢未途容疑者(52)=自民党を離党=と共謀したとして買収容疑で逮捕された私設秘書2人が、区長選に合わせて休職扱いになり、木村弥生前区長(58)の陣営に入っていたことが30日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は柿沢容疑者が主導し、木村氏を当選させるために秘書を使って選挙を支援したとみて捜査する。
関係者によると、柿沢容疑者は逮捕容疑の区議らへの現金供与などについて、買収の意図を否定している。
いずれも私設秘書の後藤周容疑者(38)、森川直樹容疑者(34)が柿沢容疑者の事務所を休職し、区長選で木村氏の陣営を手伝った。
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逮捕秘書 区長選陣営へ 柿沢議員主導し支援か
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琉球新報朝刊