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県民のチムグクル触れた 沖縄ハワイ協会事務局長 大山盛嗣さん


県民のチムグクル触れた 沖縄ハワイ協会事務局長 大山盛嗣さん 沖縄ハワイ協会事務局長の大山盛嗣さん=27日、那覇市泉崎の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 米ハワイと沖縄との友好を図る沖縄ハワイ協会の事務局長を務めている。今年はマウイ島で大きな被害をもたらした山火事を受け、復興支援「ちむぐくるプロジェクト」に取り組み、文字通り多くの県民のチムグクルに触れた1年だった。
 8月に山火事が発生し協会で支援を検討していると報じられると多方面から問い合わせが殺到した。これをきっかけにプロジェクトが発足し現在、寄付総額は7千万円を超えるとみられる。
 多くの方が戦後復興の際のハワイからの支援などに言及し、喜んで協力してもらっている。9月にハワイで取り組みを報告すると州知事も喜んでくれた。ウチナーンチュとして誇らしい。現地の県人会によると復興は進んでいないようで、島民が安心して暮らせるように引き続き県民の皆さんの協力をたまわりたい。募金活動は来年3月までだが、今後もどのような支援ができるかを考えると共に、将来的には現地で交流して友好の輪を広げていきたい。