【沖縄】中部広域市町村圏事務組合主催の山形県最上広域市町村圏事務組合との交流事業が9~12日、3泊4日の日程で実施される。参加する本島中部9市町村の小学5年生60人は出発を前に5日、沖縄市コザ運動公園武道館で開かれた最終オリエンテーションに臨んだ。
席上で同組合の座喜味保事務局長は「最上の人との交流を通して、沖縄と中部広域圏の良さを知る機会にしてほしい」と激励した。児童らは現地の歓迎会などで披露するエイサーや空手、三線、歌を練習した。北谷第二小5年の新垣玲さんは「沖縄の音色を知ってもらえるように演奏したい」と話した。
中部広域市町村圏と最上広域圏の児童交流は1989年から始まった。今回は4年ぶりの派遣で、32回目を迎える。
(名嘉一心)
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児童交流で 山形へ派遣 中部の小学生60人
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琉球新報朝刊