有料

「いっぱい学びたい」 神戸児童ら 美ら海水族館見学


「いっぱい学びたい」 神戸児童ら 美ら海水族館見学 水族館を満喫する「KOBE夢・未来号・沖縄」の参加者=6日、本部町の沖縄美ら海水族館(大城直也撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【北部】神戸市内の児童養護施設に通う子どもたちが沖縄を訪問し、歴史や文化を学ぶ「第16回笑顔と感動 KOBE夢・未来号・沖縄」(KOBE三宮・ひと街創り協議会、ザ・ファースト主催)の一行が6日、那覇空港に到着し、本部町の沖縄美ら海水族館などを訪れ、1日目の日程を終えた。
 来県したのは小学6年生を中心とした児童・生徒30人を含む66人。名桜大生のボランティアが合流し、初日は本部町の八重岳桜の森公園で桜の記念植樹を実施した。美ら海水族館では職員の説明を受け、生物について学んだ。
 那覇空港での歓迎セレモニーでは児童代表の児島咲穂さん(12)が「支援と歓迎に心から感謝します。いっぱい学びいっぱい体験し心に残したいと思います」とあいさつした。1泊2日の日程で、最終日の7日は糸満市摩文仁の平和の礎や、神戸市出身で戦時中の沖縄県知事・島田叡氏らの名が刻銘される「島守の塔」のほか、大度浜海岸や首里城、沖縄空手会館を見学する。 (増田健太)