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「社会的インパクト」理解を パートナーの集い 課題解決学ぶ


「社会的インパクト」理解を パートナーの集い 課題解決学ぶ 「社会的インパクト」についてOSPパートナーの参加者と議論を重ねるケイスリーの落合千華さん(右から2人目)=19日、那覇市泉崎の琉球新報ホール
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 持続可能な開発目標(SDGs)を促進する企業・団体のプラットホーム、OKINAWA SDGsプロジェクト(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)は19日、那覇市の琉球新報ホールで「パートナーの集い」を開いた。パートナー企業14社から約30人が参加した。社会課題の解決を目指す事業や活動の結果生じた社会的、環境的な変化・成果を示す「社会的インパクト」について理解を深めた。 (後日詳報を掲載)
 冒頭で、ケイスリー株式会社ディレクターの落合千華さんが社会的インパクトについて解説。取り組みによる変化・効果を可視化することの必要性を「必ずしも言語や数値だけで計れないものもある。自分たちが出したい成果をきちんと見える化することが大事」と話した。
 また、事業や組織が最終的に目指すゴールへの道筋を論理的に示す設計図「ロジックモデル」について「ゴールが変わるとやるべきことが変わる。現状の何が課題なのかを丁寧に分析しゴールを設定することが重要だ」と説明した。
 講演の後、参加者はグループに分かれて、自社の取り組みと重ね合わせたり、仮想事例を活用したりしてロジックモデルの組み立てに挑戦した。 (慶田城七瀬)