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マイナ保険証 利用4.29% 12月、8カ月連続低下


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 厚生労働省は19日、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の2023年12月の利用率は4.29%だったと公表した。社会保障審議会の部会で提示した。11月の4.33%からわずかに減り、8カ月連続で低下した。促進策として、利用実績の多い医療機関ほど受け取れる診療報酬を増やすなどの対応を検討し、24年度から実施する。
 政府は23年12月、マイナ保険証に一本化するため、現行の健康保険証を24年12月2日から廃止すると決めた。利用率の向上を急ぎたい考えだ。
医療機関や薬局は原則、患者の医療保険資格をオンラインで確認するシステム導入を義務付けられている。